へなちょこ主婦奮闘記

女性って、ママって、主婦って、色々ある。

頑固なのには、理由がある。

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私は頑固です。

 

っていうと、私を知るみんなが深く頷きます。旦那にも唯一『直して欲しい』と言われたくらいの頑固者。

 

でも、私は頑固でいいの。

 

そう言うと、旦那には「開き直らないで」と本気で言われる。だから今日は頑固なのにもちゃんと理由があるんだよ、っていう話。

 

 

 

 

先日取材をさせていただいた方との雑談で「自分が感じたことや思ったことを発散できる場所があることは大切だよね」なんて話をしていました。

 

 

本当にそうだなぁ、と思います。

 

というのも、私の父が精神疾患を発症した原因とも言われたのが「ストレス」。(むしろ、ストレス以外に何があると言うくらいだけど)

 

もう今となっては浸透した言葉だけれど、父が病気になった頃は、そんな言葉がドラマで知られるようになった頃( SMAPの稲垣さんが出ていた )で、精神疾患への理解もまだ進んでいなかった。

 

「気持ち悪い」

 

父は、そんな言葉を母からも投げられていて、本当にあの頃の父は辛い思いをしていたと思う。

 

 

仕事人間で、弱音を絶対に言わない人だった父。あの一件があってから夫婦仲には亀裂が入り、唯一の生き甲斐だった仕事を休職せざるを得なくなり、誰にも相談できずに、発散できずに、苦しんでいたんだろうな…なんて。

 

それから両親は離婚。

 

 

 

一部始終を一番近くで見ていた私は、母のことが許せませんでした。

 

それは今もずっと。

 

 

だから私は、困っている人や悩んでいる人、考え込んでしまう人、あまり弱味を見せない人を見ると、ほっとくことができません。

 

逃げてしまえば、目を背けてしまったら、その瞬間に、その人の心が壊れてしまうかもしれないから。

 

 

 

ときどきお節介とか、優しすぎるとか、損してるとか色々言われるのですが、どうしてもほっとけない。

 

それで反対にウザがられた経験ばっかりだったけど、何回繰り返しても、また同じことを繰り返す。

 

 

 

それは『中にはこうゆう馬鹿なやつがいることで救われる人が一人でもいるかもしれない』という思いが私の中にあるから。

 

私は、誰よりも身近であるはずの家族の異変に気づいてあげることができませんでした。

 

だからウザくても、

お節介でも、

面倒くさい  と思われても。

 

私がこれは譲れないと思うことに、異様なほど頑固なのです。

 

 

 

周りの家族や自分の大切な人が、心穏やかに暮らせるように。

心のバランスを保つお手伝いができるように。

誰かを助けてあげられるように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、頑固なのは元からでもあるんだけどね。笑