家族の幸せを考える
「家族の幸せ」ってなんだろう?
そう考えたとき、
私は長らく答えが出なかった。
だけど、今自分が結婚して子どもが産まれた生活は、とても充実感を感じるし、幸せだと思える。
でも、
必ずしもそれだけが「家族の幸せ」だとは思わない。家族とは、チームとしての幸せだけではなくて、もっと個人の幸せも考えるべきではないか、と思うのです。
例えば、
【男性が働き、
女性が家を守る。】
………私からすれば、
「なんだそれ。」
今や男性と同じように女性も働く時代になってきてはいる。
だけど、
女性がやりたいことをやったり、
仕事をしたりする為には、
“子育て”という大きな制約がのしかかる。
こう言ってしまうと、「それが当たり前」とか「子育てを第一に考えるべき」と言われるかもしれないが、そんなことは分かっているし、子どもとの時間ももちろん大切にしたい。
でも、親であってもひとりの人間。
人間誰しも、やりがいであったり、自分のやりたいことをしたいと思うもの。
今を生きる大多数の子育て世代の人たちは、そうした“理想”をひた隠しにして“現実”を過ごしている。しかし、そういう感情を押し殺して日々を過ごすのは、あまりにも辛い、、と私は思うのだ。
「仕事がしたい」
でも、
「子どもとの時間はちゃんと持ちたい」
親になってから直面する2つの問題。
それぞれの家庭でさまざまなバランス感覚があると思うけれど、
「理想はこうありたい」
そうした“理想”を叶えることができれば、もっと家族は幸せになれる、と思うのだ。
私たち子育て世代には、今言った「女性の働き方」以外にも、あらゆる問題があるはず。
子どもが産まれてからの“個人”を
もっと大切にしたい
私がつくりたいのは、
“チームとしても”
“個人としても”
胸を張って幸せだと言える
「家族の幸せ」だ。